ハワイ発のクラフトビール醸造所で作られるBBQシーズンに最適なクラフトビール10選

夏が本格的に到来すると、太陽の光が降り注ぐ明るい朝や、風が吹く暖かい夜には、料理をしながら屋外で過ごすことが多くなります。夏の代名詞ともいえるBBQシーズンは、屋内の暑いキッチンを離れて、準備がほとんどいらない軽くてヘルシーな食事といっしょに、お気に入りのクラフトビールを片手にビーチで過ごしてみませんか。  

まろやかなペールエールやフルーティーなIPA、柑橘系のラガーや島を連想させるホップなど、ハワイ州最大のクラフトビール醸造所であるマウイ・ブリューイング・カンパニーと受賞歴のあるブリューマスターのキム・ブリソン＝ルッツ氏による最高のペアリングリストをまとめました。どのビールも夏を意識して特別に作られており、マリネしたステーキや骨付きのリブなど、BBQのラインナップにぴったりです。

スモーキー・ビーフ・ブリスケット + タルト・ベルリン・ヴァイセ 

牛肉を燻製にするときも、自家製ハンバーガーを焼くときも、牛肉といえば、酸味のあるビールを合わせるのが一般的です。マンゴー、リリコイ、グアバなどのトロピカルフルーツを使用した Shave Weisse Berliner Weisse の酸味は、じっくりと煮込んだブリスケットの豊かなスモーキーさを引き立て、 Pueo Pale Ale または Mosaic Lite の高いホップの苦味は、グリルしたジューシーなミディアムレアのハンバーガーを引き立てます。

塩味の魚介料理 + 甘いヘーフェヴァイゼン

マヒ・マヒやオノなどの焼き魚には、La Perouse White（ラ・ペルース・ホワイト）や、マウイ・ブリューイング・カンパニーの受賞歴のあるベルギー風白ビールなど、コリアンダーと地元産の柑橘類を添えた麦芽の入っていないビールを選ぶとよいでしょう。ビキニブロンドやパイナップルマナのようなソフトでキャラメルモルトの特徴をもつさわやかなビールや、フルーティーでかすかな小麦の香りのヘーフェヴァイツェンには、シュリンプタコスや新鮮な塩味の牡蠣のような軽い夏の料理がぴったりです。

軽くグリルした野菜 + スパイシーなポーター

じゃがいも、とうもろこし、ピーマンや玉ねぎの串焼きなど、夏のBBQを彩る野菜はたくさんあります。グリルした野菜は、他では得られないスモーキーで独特な甘みのある味わいになります。焼き野菜の軽さは、 Coconut Hiwa のような濃くてしっかりとしたビールとの相性が抜群です。これは、モカと手でトーストしたココナッツの香りがする、甘くてスパイシーなディープブラウンポーターです。 

甘辛い豚肉料理 + ホップの味が強いIPA

やや苦くてすっきりとした味わいのヨーロッパ風ピルズナー、「ポウ・ハナ（Pau Hana）、そして柑橘風味のラガー、「ダ・ハワイ・ライフ（Da Hawaii Life）」のどちらも、韓国風のショートリブ料理とよく合います。ビールの軽い味わいで、甘くて塩辛いつけダレも食べやすくなります。豚カルビを甘辛いBBQソースで燻製にして食べる場合は、「ビッグ・スウェル IPA（Big Swell IPA）を是非お試し下さい。この深い金色が美しいビールを飲むと、IPA（インディアン・ペール・エール）の多くが持つ華やかでホップの強い味わいをお楽しみ頂けます。 

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