リーフレストレーション
モルディブでは、コノッタ島の周辺のサンゴ礁再生のためにボランティアがサンゴを植えています。モーリシャスリーフ保護活動は、地域社会と協力して健全な保全管理を確立しています。また、タイでは、ピュア ブルー ファウンデーションがサムイ島でのサンゴ礁修復を含む多面的な海洋保全活動を支援するために$50,000を超える資金を供出しています。一方、フィジーのキャスタウェイ島のスタッフとゲストは、ママヌカ環境協会(MES)の哲学と目標に沿って海洋生態系の健全性の監視と維持に取り組んでいます。
これらすべての取り組みは、ハワイ諸島、フィジー、タイ、モルディブ、モーリシャスのアウトリガー・リゾート周辺の海洋におけるサンゴ礁の保護と成長を目指す世界的な保護プログラム、アウトリガー「ZONE」に関連したものです。
「アウトリガーのZONEプログラムには2016年に参加を開始しました。」モルディブのコノッタ再生プロジェクトの海洋生物学者ジョアン・リー氏はこう語ります。「他のリゾートを含め、プログラムにできるだけ多数のゲストやスタッフが参加できるよう努めてきました。環境とサンゴ礁の保護に対するあらゆる人の意識を高めることが非常に重要です。」
アメリカ海洋大気庁(NOAA)サンゴ礁保全プログラムによると、健康なサンゴ礁は地球上で最も貴重な生態系の一部であり、食料、海岸の保護、観光などの経済的、環境的サービスを毎年推定3750億ドル提供しています。サンゴ礁支援の観光事業のみでは、推定300億ドルの利益を生み出しています。
「NOAAの国立海洋保護区事務所は、『アウトリガーZONE』プロジェクトの立ち上げに参加できることを非常に誇りに思っています」と、米国海洋大気庁(NOAA)のアレン・トム地域ディレクターは、発表された声明の中で述べています。「連邦政府では非常に稀なケースで、NOAAでも連邦政府機関と国際的なホテルチェーンとのパートナーシップは初めてです。天然資源を保護しながら生命と資産を守るという私たちの使命は、アウトリガー・ホスピタリティ・グループとの協力によってこそ成しえることです。」
世界のサンゴ礁の60%以上が喫緊の脅威にさらされている現在、被害を最小限にとどめる上では保全が鍵となります。うまく行けば元の状態を回復することさえできます。しかし、そうするためには、科学に基づいた管理、啓発の強化、そして地上と水中での行動の優先順位付けの努力が必要です。
「主な脅威は、気候変動、海の酸性化、陸上の汚染、乱獲による悪影響です」と、NOAAのサンゴ礁保全プログラムの元全国教育コーディネーターでフェローシップマネージャーであるパオロ・マウリン博士は説明しています。「気候変動のようないくつかの脅威は今後も衰えないでしょうが、サンゴ礁の回復力を高めるために我々が現地でできることはあります。」
「アウトリガーの『ZONE』は、アウトリガーがサンゴ礁の保全と保護を支援し、最終的には世界中の水域の健全性に貢献するための明確な針路を示す行動計画です」と、アウトリガー・エンタープライズの最高マーケティング責任者兼エグゼクティブ・バイス・プレジデントであるショーン・ディーは述べています。「アウトリガー・リゾーツが重要なリソースを拠出し、この目的に向かって主要な保全パートナーと協業していることを非常に誇りに思っています。」
当社では、ビーチフロントの各施設における既存および将来に向けたサステイナビリティおよび環境保護の取り組みを通じ、環境を大切にする意向を継続的に示していきたいと考えています。