アーティスト：カメア・ハーダー
フロントデスクの裏にあるアッパーロビーに位置しています。

ハワイの自然美を称える地元アーティスト、カメア・ハダールによるこの壁画は、熱帯植物でフロントデスクを活気ある庭園に変えます。楽園のリズムと色彩を捉えた、何層にも重なるヤシの木、ティーリーフ、島の花々が、すばらしい滞在を思わせ気分を高揚させます。

アーティスト：JT・オヘリオ（アロハ・デ・メレ）
下階ロビーにあります

オアフ島で生まれ育ったJTは、自身を取り巻く女性たちや文化に宿る優雅さと強さを描き留めたいという思いから、絵を描き始めました。彼女の作品は、繊細で洗練された線画と深い情感のリズムが調和し、親しみある島のモチーフを時を超えるアートへと昇華させています。壁画に描かれた大きなレイは、訪れる人々に立ち止まり、思いをめぐらせ、ハワイの温かなぬくもりに包まれるひとときを誘います。

アーティスト: レスリー・カリアガ
プールにあります

受賞歴を持つアートディレクター兼グラフィックデザイナーのレスリー・カリアガが手がけたタイル壁画「Come Be Here」は、水中で繰り広げられる生命の息吹──アウトリガーが大切にしてきた「海の中の世界に会いに来て」という想いを、美しく映し出しています。水面越しにきらめくそのアートは、印象的なデザインであると同時に、今この瞬間を心から感じることの大切さをそっと語りかけます。

アーティスト：クリステン・レイノ
上階ロビーにあります

オアフ島出身のアーティストであり、ロラ・ピラ・ハワイの創設者でもあるクリステン・レイノによる、花をテーマにしたキルト柄の写真4点は、ハワイの色彩、質感、そして島の伝統を称えています。ハワイの豊かな自然に囲まれて育ったレイノは、カメラを通してその美しさを伝えたいと考えています。彼女の作品は、伝統的なハワイアンキルトのモチーフと鮮やかな植物のイメージを融合させ、文化とクラフト、そして彼女を育んだ豊かな自然への現代的なオマージュとして表現されています。

アーティスト：カレフア・クルッグ博士
各客室のベッドの上に飾られています

各客室のベッド上に飾られている伝統的なカパ柄は、教育者、ミュージシャン、アドボケート、そしてメア・カーカウ（伝統的なタトゥー師）としても知られるカレフア・クルッグ博士によって制作されました。ハワイ先住民の哲学に深く根ざしたクルッグ博士のデザインは、祖先から受け継がれる芸術性と土地とのつながりに敬意を表しています。繰り返される幾何学模様は、調和や系譜、そして大地の鼓動を表しており、ハワイでの滞在がより大きな物語の一部であることを、静かに思い起こさせてくれます。

アーティスト：ジャック・ソーレン
各客室に飾られています

オアフ島ノースショア出身のネイティブ・ハワイアン・アーティスト、ジャックは、ストリートアートのエネルギーとファインアートの物語性を融合させた作風で知られています。波に乗り、グラフィティを描き、壁画を創り出す彼の創造力は、島のルーツと、日々変化するカルチャーから生まれています。ワンピースの水着を着た女性や、タンデムサーフを楽しむカップルを大胆なグラフィックのシルエットで描き、ハワイの「太陽・海・スタイル」という時を超えたリズムを表現しています。

アーティスト：ローレン・ロス
各客室に飾られています

ローレン・ロスの印象派風の絵画は、空へと伸びるヤシの木の幻想的な眺めを描き出しています。柔らかな色彩の変化と遊び心のある質感で、島の暮らしの特徴である穏やかさを表現しています。ニュージャージー州出身のローレンは、2009 年にハワイに移る前に、サバンナ・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザインでイラストレーションと美術史の学士号を取得しました。彼女の作品は、東海岸のルーツと、島の故郷の鮮やかな色合いと優しいエネルギーを融合させ、暖かさ、楽観主義、アロハを放つアートワークを生み出しています。

アーティスト：メイ・ウェイト
下階ロビーにあります

この3点のコレクションでは、アーティストのメイ・ウェイトが、自然と文化、そして感情が織りなす鮮やかな世界へと人々を誘います。色彩の渦の中を泳ぐコイ、羽飾りをまとったハワイの女性たち、そして巨大な島の植物の間を歩く人々──どのシーンも、ハワイの壮麗さと穏やかなひとときを美しく融合させています。

ハワイ大学マノア校で美術学士号を取得したウェイトは、壮観と親密さの両方を描き出す作風が特徴です。重なり合う構図と繊細な筆致は、人と土地の調和を感じさせ、訪れる人々にハワイの生きた芸術の一端を穏やかに伝えています。

アーティスト：レイチェル・レイ
上階ロビーにあります

輝きに満ちた生命力あふれるレイチェル・レイ・オー・フーンの4点の油彩画シリーズは、ハワイの植物をクローズアップでとらえ、その姿を色彩と形の壮大な調和として描き出しています。拡大された葉や花びらは生命感にあふれ、見る人に新たな視点をもたらします。マウイ島を拠点に、大胆な色使いと独自のスタイルで知られるレイチェルは、島の自然が持つ鮮やかなエネルギーを情熱と精密さで描き出し、まるで風景そのものが息づくような作品を生み出しています。